最新のどうぶつえん日記
「ライチョウの峰」リニューアルオープンとスバールバルライチョウの飼育終了 12月25日
2025年10月に「ライチョウの峰」がリニューアルオープンしました。
これまで、ニホンライチョウとスバールバルライチョウの2亜種を展示していましたが、2025年7月13日に当園最後のスバールバルライチョウが死亡したことから、 ニホンライチョウの展示を拡大することとなりました。
リニューアルオープンしてから、約2ヶ月か経過しました。
今日はリニューアルオープンまでの道のりを振り返るのと同時に
スバールバルライチョウに感謝を込めてこの場をお借りしてお別れの気持ちを伝えたいと思います。
「スバールバルライチョウのお別れ」
2025年7月13日に当園最後のスバールバルライチョウが旅立ちました。
その個体は2013年7月18日生まれでもう少しで12歳になるところでした。
ほとんどのスバールバルライチョウは12歳までに寿命で死亡しています。
長く私たちと過ごしてくれたおばあちゃんライチョウで、お気に入りの砂箱でくつろぐ姿が印象的でした。また、観察していると、気に入らないのか怒ることもありましたが、今思えばそんな姿も愛らしかったと感じます。
今はその場所にはニホンライチョウがいて、すっかりなじんでいますが、
ふと、その場所を見ておばあちゃんライチョウの姿を思い出すこともあり、なんだか寂しくもなります。
いろんな気持ちがこみ上げてきますが、何より伝えたいのは感謝の気持ちです。
本当に、今までありがとう。どうかゆっくり休んでね。
スバールバルライチョウは、ニホンライチョウの飼育繁殖技術確立を目的として日本にやってきました。
2008年に、東京都恩賜上野動物園が日本で初めてスバールバルライチョウの飼育を開始し、
その後、飼育する園館が徐々に増え、いしかわ動物園では2010年に飼育を開始しました。
そして、2011年に「ライチョウの峰」がオープンし、来園者の皆さまにご覧いただけるようになりました。
飼育を開始してから15年
その間に、ニホンライチョウの飼育繁殖が始まり、スバールバルライチョウたちは、当初の予定だったニホンライチョウの飼育繁殖技術確立に大いに貢献してくれました。
近年は、園内でのニホンライチョウの数も増え、スバールバルライチョウの存在感は徐々に薄れていきましたが、それはきっと彼らが役目をしっかりと果たしてくれた証だと思っています。
そんな彼らに、心から感謝を伝えたいです。
いしかわ動物園で過ごした日々が、少しでも幸せだったらうれしいです。
本当にありがとう。どうぞ安らかに。
「ライチョウの峰リニューアルオープンまでの道のり」
2012年、ニホンライチョウの絶滅の危険度が絶滅危惧Ⅱ類から絶滅危惧ⅠB類に引き上げられました。
これを受け、環境省と日本動物園水族館協会が協力してニホンライチョウの保護増殖事業を開始しました。
2015年、東京都恩賜上野動物園と富山市ファミリーパークでニホンライチョウの飼育が始まり、2017年にはいしかわ動物園でも飼育を開始しました。
2019年、ニホンライチョウの一般公開を開始し、来園者の皆さまにもご覧いただけるようになりました。
そして2025年7月、当園最後のスバールバルライチョウが死亡したことからニホンライチョウの展示拡大をすることとなりました。
その当時は、やはりスバールバルライチョウが死亡したばかりで、心の整理がついていない中、展示拡大を進めていくのが大変だったことを覚えています。
ニホンライチョウの衛生管理基準により、スバールバルライチョウとニホンライチョウは同じ空間で飼育を行うことはできません。
よって、そのままスバールバルライチョウがいたところに二ホンライチョウを移動させるわけにはいかないので、展示室、飼育室はしっかりと消毒をし、その他飼育に必要な物を準備してやっと移動できます。
いわば、引っ越しのようなものなので、大掛かりな作業です。
日々少しずつ物の準備をしながら、消毒を開園日に行うのは難しかったので、休園日に一気に行いました。
あたかも、私が行ったかのように書いていますが、私はその日は休日だったので別の職員が行ってくれました。笑
作業を行った職員はかなり大変だったと話していました。
そして、準備が整い、移動場所(寝室)への馴致が始まりました。
移動した個体は4羽です。
個体によっては、環境が変わると餌を食べなくなったり、体調を崩したりする可能性があるので、健康管理に注意しないといけません。
日々、注意しながらやっと慣れてくれました。
そして次は展示室への馴致です。
2羽は展示経験があったので、すぐに慣れてくれましたが、他の2羽は展示すると、落ち着きがなくなったり、翌日エサ残っていたりすることがありました。
なかなか思うように馴致が進まず、2羽の展示は間に合いませんでした。
その2羽は現在も少しの変化でエサの食べむらがあります。
まだまだ時間がかかりそうです・・・
個体それぞれなので、その個体のペースで馴致ができたらなと思います。
さて、現在は最大4羽のニホンライチョウを展示しています。
展示室は全部で4つあり、4部屋が向かい合うように並んでいます。
ニホンライチョウたちは、正面に見える仲間を見て、何を思っているのかな・・・
なんて思いながら飼育しています。
ニホンライチョウは国の特別天然記念物であり、絶滅危惧種です。
国内で観察できる園館は多くはありません。
そんなニホンライチョウを「ライチョウの峰」に入った瞬間、4羽観察することができます。
これからは冬羽の真っ白になったニホンライチョウがご覧いただけます。
ぜひ、いしかわ動物園にいらしてください。
(ライチョウ担当)
これまで、ニホンライチョウとスバールバルライチョウの2亜種を展示していましたが、2025年7月13日に当園最後のスバールバルライチョウが死亡したことから、 ニホンライチョウの展示を拡大することとなりました。
リニューアルオープンしてから、約2ヶ月か経過しました。
今日はリニューアルオープンまでの道のりを振り返るのと同時に
スバールバルライチョウに感謝を込めてこの場をお借りしてお別れの気持ちを伝えたいと思います。
「スバールバルライチョウのお別れ」
2025年7月13日に当園最後のスバールバルライチョウが旅立ちました。
その個体は2013年7月18日生まれでもう少しで12歳になるところでした。
ほとんどのスバールバルライチョウは12歳までに寿命で死亡しています。
長く私たちと過ごしてくれたおばあちゃんライチョウで、お気に入りの砂箱でくつろぐ姿が印象的でした。また、観察していると、気に入らないのか怒ることもありましたが、今思えばそんな姿も愛らしかったと感じます。
今はその場所にはニホンライチョウがいて、すっかりなじんでいますが、
ふと、その場所を見ておばあちゃんライチョウの姿を思い出すこともあり、なんだか寂しくもなります。
いろんな気持ちがこみ上げてきますが、何より伝えたいのは感謝の気持ちです。
本当に、今までありがとう。どうかゆっくり休んでね。
スバールバルライチョウは、ニホンライチョウの飼育繁殖技術確立を目的として日本にやってきました。
2008年に、東京都恩賜上野動物園が日本で初めてスバールバルライチョウの飼育を開始し、
その後、飼育する園館が徐々に増え、いしかわ動物園では2010年に飼育を開始しました。
そして、2011年に「ライチョウの峰」がオープンし、来園者の皆さまにご覧いただけるようになりました。
飼育を開始してから15年
その間に、ニホンライチョウの飼育繁殖が始まり、スバールバルライチョウたちは、当初の予定だったニホンライチョウの飼育繁殖技術確立に大いに貢献してくれました。
近年は、園内でのニホンライチョウの数も増え、スバールバルライチョウの存在感は徐々に薄れていきましたが、それはきっと彼らが役目をしっかりと果たしてくれた証だと思っています。
そんな彼らに、心から感謝を伝えたいです。
いしかわ動物園で過ごした日々が、少しでも幸せだったらうれしいです。
本当にありがとう。どうぞ安らかに。
「ライチョウの峰リニューアルオープンまでの道のり」
2012年、ニホンライチョウの絶滅の危険度が絶滅危惧Ⅱ類から絶滅危惧ⅠB類に引き上げられました。
これを受け、環境省と日本動物園水族館協会が協力してニホンライチョウの保護増殖事業を開始しました。
2015年、東京都恩賜上野動物園と富山市ファミリーパークでニホンライチョウの飼育が始まり、2017年にはいしかわ動物園でも飼育を開始しました。
2019年、ニホンライチョウの一般公開を開始し、来園者の皆さまにもご覧いただけるようになりました。
そして2025年7月、当園最後のスバールバルライチョウが死亡したことからニホンライチョウの展示拡大をすることとなりました。
その当時は、やはりスバールバルライチョウが死亡したばかりで、心の整理がついていない中、展示拡大を進めていくのが大変だったことを覚えています。
ニホンライチョウの衛生管理基準により、スバールバルライチョウとニホンライチョウは同じ空間で飼育を行うことはできません。
よって、そのままスバールバルライチョウがいたところに二ホンライチョウを移動させるわけにはいかないので、展示室、飼育室はしっかりと消毒をし、その他飼育に必要な物を準備してやっと移動できます。
いわば、引っ越しのようなものなので、大掛かりな作業です。
日々少しずつ物の準備をしながら、消毒を開園日に行うのは難しかったので、休園日に一気に行いました。
あたかも、私が行ったかのように書いていますが、私はその日は休日だったので別の職員が行ってくれました。笑
作業を行った職員はかなり大変だったと話していました。
そして、準備が整い、移動場所(寝室)への馴致が始まりました。
移動した個体は4羽です。
個体によっては、環境が変わると餌を食べなくなったり、体調を崩したりする可能性があるので、健康管理に注意しないといけません。
日々、注意しながらやっと慣れてくれました。
そして次は展示室への馴致です。
2羽は展示経験があったので、すぐに慣れてくれましたが、他の2羽は展示すると、落ち着きがなくなったり、翌日エサ残っていたりすることがありました。
なかなか思うように馴致が進まず、2羽の展示は間に合いませんでした。
その2羽は現在も少しの変化でエサの食べむらがあります。
まだまだ時間がかかりそうです・・・
個体それぞれなので、その個体のペースで馴致ができたらなと思います。
さて、現在は最大4羽のニホンライチョウを展示しています。
展示室は全部で4つあり、4部屋が向かい合うように並んでいます。
ニホンライチョウたちは、正面に見える仲間を見て、何を思っているのかな・・・
なんて思いながら飼育しています。
ニホンライチョウは国の特別天然記念物であり、絶滅危惧種です。
国内で観察できる園館は多くはありません。
そんなニホンライチョウを「ライチョウの峰」に入った瞬間、4羽観察することができます。
これからは冬羽の真っ白になったニホンライチョウがご覧いただけます。
ぜひ、いしかわ動物園にいらしてください。
(ライチョウ担当)
こちらの魚はアカザです 12月24日
こちらの魚はアカザです。
今年は何かと話題になった名前の魚ですが、当園では岩場に隠れてしまってあまりお顔が見れない事が多いです。
これまでもお顔が見られるように岩のレイアウトを変えたりと工夫してきましたが、今回は水流を調節しました。
全体図
魚は水流に逆らう向きに泳ぐ習性があるので、これを利用します。
水槽の排水口に穴の開いた塩ビ管を取り付けることで、某人気アニメの必殺技のように、穴がある下方向へ強い水流ができます。(捌ノ型:〇壺)
次に水流は底にぶつかり岩場の隙間をぬって奥側に流れていきます。(参ノ型:流〇舞)
結果は、、、、ちょっとだけ改善し、アカザのお顔が見られるようになりました。
アカザの様子
また、副次的な効果として水槽の排水口が水面から水中となったことで水槽周りの水はねの汚れがなくなりました。
そう、拾壱ノ型. . . . 。これ以上は怒られますかね。
まだまだ改良の余地はありますが、ぜひアカザに会いに来てください。
(横田隼一)
今年は何かと話題になった名前の魚ですが、当園では岩場に隠れてしまってあまりお顔が見れない事が多いです。
これまでもお顔が見られるように岩のレイアウトを変えたりと工夫してきましたが、今回は水流を調節しました。
全体図
魚は水流に逆らう向きに泳ぐ習性があるので、これを利用します。
水槽の排水口に穴の開いた塩ビ管を取り付けることで、某人気アニメの必殺技のように、穴がある下方向へ強い水流ができます。(捌ノ型:〇壺)
次に水流は底にぶつかり岩場の隙間をぬって奥側に流れていきます。(参ノ型:流〇舞)
結果は、、、、ちょっとだけ改善し、アカザのお顔が見られるようになりました。
アカザの様子
また、副次的な効果として水槽の排水口が水面から水中となったことで水槽周りの水はねの汚れがなくなりました。
そう、拾壱ノ型. . . . 。これ以上は怒られますかね。
まだまだ改良の余地はありますが、ぜひアカザに会いに来てください。
(横田隼一)
いしかわ動物園に咲いた花 11月23日
11月7日(金)にボルネオオランウータンの森花(モカ)(10歳・メス)が旭川市旭山動物園から来園しました。
北海道から石川県まで約12時間の移動でしたのでとても疲れたと思います。
いしかわ動物園に搬入後、スムーズに寝室に入り、あどけない表情でこちらを見てきてハンモックに座りました。
お気に入りの布
無事に到着して本当に良かったです。
次の日の朝、置いていたバナナも食べていたのでひとまず安心しました。
今のところまだ緊張が見えていますが、餌の食べる量も少しずつ増えてきていますし、行動も増えてきました。
初めての室内展示場
モカにとっては移動や環境など初めてのことばかりでソワソワするのは当たり前だと思います。
ゆっくりこちらの環境に慣れてもらえたらと思います。
一般公開の準備もモカに合わせて進めていきたいと思います。
モカに会える日を楽しみにお待ちください。
(林 皓太)
北海道から石川県まで約12時間の移動でしたのでとても疲れたと思います。
いしかわ動物園に搬入後、スムーズに寝室に入り、あどけない表情でこちらを見てきてハンモックに座りました。
お気に入りの布
無事に到着して本当に良かったです。
次の日の朝、置いていたバナナも食べていたのでひとまず安心しました。
今のところまだ緊張が見えていますが、餌の食べる量も少しずつ増えてきていますし、行動も増えてきました。
初めての室内展示場
モカにとっては移動や環境など初めてのことばかりでソワソワするのは当たり前だと思います。
ゆっくりこちらの環境に慣れてもらえたらと思います。
一般公開の準備もモカに合わせて進めていきたいと思います。
モカに会える日を楽しみにお待ちください。
(林 皓太)
ドーネ、またね。 11月7日
11月4日にボルネオオランウータンのドーネが旭川市旭山動物園にお引越ししました。
展示最終日のドーネ
ドーネは、好奇心がとても強く、私が与えた新しいおもちゃやフィーダーなどをとりあえず触ったり、匂いをかいだり、時にはこちらが予想していないことをしたり、見ていて本当に飽きませんでした。
その度にドーネのことを知れて、嬉しい気持ちになりました。
また、人のことも大好きです。
展示場の奥で毛布にくるまっていても、お客さんを見ると起き出して、目の前まで来てくれることがよくありました。
お客さんの前でいろんなしぐさをしておもてなしをしたり、大好きな毛布を持ってきてベッドメイキングをしたりするなど、人を笑顔にするオランウータンだなと見ていて思いました。
ドーネへのメッセージボードも毎週、ボードが埋まる勢いでたくさんのお言葉をいただきました。
展示場前に行くとファンの方がドーネを見にきてくださり、私にドーネへの愛をたくさんお話ししてくださいました。
こんなに愛されているドーネを担当できて、私は、幸せ者ですね。
ドーネへのメッセージボード
10月26日にはお見送りイベントを行いました。
ドーネを担当した6年間で撮影した写真や動画を編集して、思い出ムービーを作り、参加者の方と見ながらお話ししました。
編集していると、とても懐かしい気持ちになって手が何回も止まりました。
ドーネのお見送りイベント
搬出するための準備やイベントの用意などをしていると、あっという間に日が経っていきました。
搬出の日が近づくにつれて、この作業をするのも最後なんだなと思うことが増えてきて、そんな時はなんとも言えない気持ちになっていきます。
本当に楽しい日々を過ごさせてくれたドーネに感謝しかありません。
ありがとう。
ドーネを応援してくれた皆さま、本当にありがとうございました。
(林 皓太)
展示最終日のドーネ
ドーネは、好奇心がとても強く、私が与えた新しいおもちゃやフィーダーなどをとりあえず触ったり、匂いをかいだり、時にはこちらが予想していないことをしたり、見ていて本当に飽きませんでした。
その度にドーネのことを知れて、嬉しい気持ちになりました。
また、人のことも大好きです。
展示場の奥で毛布にくるまっていても、お客さんを見ると起き出して、目の前まで来てくれることがよくありました。
お客さんの前でいろんなしぐさをしておもてなしをしたり、大好きな毛布を持ってきてベッドメイキングをしたりするなど、人を笑顔にするオランウータンだなと見ていて思いました。
ドーネへのメッセージボードも毎週、ボードが埋まる勢いでたくさんのお言葉をいただきました。
展示場前に行くとファンの方がドーネを見にきてくださり、私にドーネへの愛をたくさんお話ししてくださいました。
こんなに愛されているドーネを担当できて、私は、幸せ者ですね。
ドーネへのメッセージボード
10月26日にはお見送りイベントを行いました。
ドーネを担当した6年間で撮影した写真や動画を編集して、思い出ムービーを作り、参加者の方と見ながらお話ししました。
編集していると、とても懐かしい気持ちになって手が何回も止まりました。
ドーネのお見送りイベント
搬出するための準備やイベントの用意などをしていると、あっという間に日が経っていきました。
搬出の日が近づくにつれて、この作業をするのも最後なんだなと思うことが増えてきて、そんな時はなんとも言えない気持ちになっていきます。
本当に楽しい日々を過ごさせてくれたドーネに感謝しかありません。
ありがとう。
ドーネを応援してくれた皆さま、本当にありがとうございました。
(林 皓太)
白いアオダイショウの展示 11月2日
早いもので、白いアオダイショウことシラカバの公開から約1ヶ月が経ちました。
アオダイショウのシラカバ
展示水槽での様子を観察すると、開園時間や閉園間際の人が少ない時間帯にはよく動き顔も見えるのですが、人が多い時間帯だと後ろの方で丸まっています。
たくさんの人に見てもらえてますが、しっかりとお顔を拝めた人は少ないのかもしれません。
実はシラカバの公開までに半年もかかりました。
その理由は餌付けです。
動物園で飼育している他のヘビは餌であるマウスを見せるとすぐに飛びついてきます。
シラカバは動物園で初めて餌を与えた時は相当空腹だったようですぐに食べてくれましたが、それ以降一カ月餌を食べなくなりました。
マウスを温めたりカエルの匂いを付けたり、環境を暗くしたりと工夫しましたがダメでした。
その為、泣く泣く強制給餌を行うことにしました。
強制給餌とはヘビの首をつかみ、強制的に口をこじ開けエサを喉の方に押し込み食べさせることです。
このヘビに嫌われる給餌を2ヶ月間続けました。
その後置き餌で食べるようになり1ヶ月後にはピンセットから餌を食べるようになりました。
ようやく展示できました
なかなか大変でしたが、とても愛くるしいヘビさんですので是非会いに来てください。
(横田隼一)
アオダイショウのシラカバ
展示水槽での様子を観察すると、開園時間や閉園間際の人が少ない時間帯にはよく動き顔も見えるのですが、人が多い時間帯だと後ろの方で丸まっています。
たくさんの人に見てもらえてますが、しっかりとお顔を拝めた人は少ないのかもしれません。
実はシラカバの公開までに半年もかかりました。
その理由は餌付けです。
動物園で飼育している他のヘビは餌であるマウスを見せるとすぐに飛びついてきます。
シラカバは動物園で初めて餌を与えた時は相当空腹だったようですぐに食べてくれましたが、それ以降一カ月餌を食べなくなりました。
マウスを温めたりカエルの匂いを付けたり、環境を暗くしたりと工夫しましたがダメでした。
その為、泣く泣く強制給餌を行うことにしました。
強制給餌とはヘビの首をつかみ、強制的に口をこじ開けエサを喉の方に押し込み食べさせることです。
このヘビに嫌われる給餌を2ヶ月間続けました。
その後置き餌で食べるようになり1ヶ月後にはピンセットから餌を食べるようになりました。
ようやく展示できました
なかなか大変でしたが、とても愛くるしいヘビさんですので是非会いに来てください。
(横田隼一)