概要
いしかわ動物園は平成11年(1999年)10月9日、辰口丘陵公園にオープンしました。23ヘクタールの敷地内は、自然の地形を生かした中に動物たち本来の生息環境を再現しています。また動物と環境と人にとっても、やさしい施設であるよう努めています。
基本コンセプト 「楽しく、遊べ、学べる動物園」
いしかわ動物園は、子どもたちの夢を育む楽しい学習の場として、緑に囲まれた自然の中で、楽しく、遊びながら動物の生態を観察したり、動物とのふれあいを通じて、自然保護や動物愛護の精神を学べるように「楽しく、遊べ、学べる動物園」を基本コンセプトとして、施設の整備や運営を行っています。
3つのやさしさ 「人と動物と環境にやさしい動物園」
訪れるすべての人に対してバリアフリーであるように、また動物たちにとっても快適な場所となるように、そして地球環境にも負荷をあたえないような動物園づくりをめざしています。エコ動物園としてのいしかわ動物園の取組はこちらをご覧ください。
スロープ
緑豊かな展示場
透水性舗装
4つの役割
動物園は単なるレジャー施設から、社会教育施設としての役割が重要視されるようになってきました。
また、動物の繁殖に力を入れることはもちろんのこと、野生動物の保護活動にも貢献しています。
レクリエーションの提供
休日を利用して家族や友人などとのんびりと過ごすことができるように、施設内のバリアフリー対策はもちろんのこと、緑あふれる園内で多彩な催しをご用意して皆様の来園をお待ちしています。特に春と秋に行う「ふれあいまつり」や、夏の夜に行う「ナイトズー」は人気のイベントです。
教育普及活動
学校では学ぶことの出来ないことを、動物たちの姿をとおして体験しては如何でしょう。私たちは命の大切さを、動物たちとのふれあいの中から見つけ出してもらいたいと考えています。遠足や社会見学などで動物園を利用する際には、各種の教育活動プログラムもご用意していますので、動物学習センター企画教育係までお問い合わせください。
動物福祉・種の保存
飼育動物たちにとっても、より快適な場所となるような空間づくりを考えています。できるかぎり自然に近い環境を再現するだけでなく、飼育係の工夫によるエンリッチメントにも力を入れています。また全国の動物園施設とも連携した展示動物の繁殖にも取り組んでいて、ブリーディングローンを積極的に活用することで種の保存を行っています。
自然保護への貢献
生き物に関心の深い多くの方々の協力もあって、毎年おおよそ300頭羽もの傷ついた野生動物が運び込まれています。
そのような動物の治療から野生復帰までのお手伝いも、動物園の重要な仕事のひとつと考えています。
また展示動物の種の保存で得られたノウハウを使って、周辺の野生動物の保護活動にも貢献しています。
※くわしくはこちらをご覧ください。
飼育動物数 195種 4,251点
哺乳類 | 鳥類 | 爬虫類 | 両生類 | 魚類 | 無脊椎動物 | 合計 | |
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種類数 | 33 | 47 | 29 | 18 | 59 | 9 | 195 |
飼育数 | 154 | 150 | 103 | 224 | 3,291 | 329 | 4,251 |
※2025年1月1日現在
動物取扱業に関する表示
氏名又は名称 | 一般財団法人 石川県県民ふれあい公社 |
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事業所の名称 | いしかわ動物園 |
事業所の所在地 | 能美市徳山町600 |
動物取扱業の種別 | 展示206E001 |
登録年月日 | 平成18年6月1日 |
更新年月日 | 令和3年6月1日 |
有効期間の末日 | 令和8年5月31日 |
動物取扱責任者の氏名 | 大井 毅 |