園内ガイド

展示動物紹介

アシカ・アザラシたちのうみ Sea Lion & Seal Water Land

アシカ・アザラシたちのうみの写真

 このエリアでは海や湖で生活している水棲哺乳類を展示しています。水量320トンの屋外展示プールでは、カリフォルニアアシカとゴマフアザラシの混合展示を行っています。アシカやアザラシは四肢がヒレのような形をしており、泳ぐのに都合のよい形になっています。大きなプールで泳ぎ回る姿を、上方向からも、横方向からも観察できるように設計されています。隣接している屋内展示プールでは、ゆったりと泳ぎ回るバイカルアザラシを観察できます。

カリフォルニアアシカ Zalophus californianus

カリフォルニアシカの写真

外国
語の
表記
California Sea Lion
加州海狮
캘리포니아강치
分類 鰭脚目 アシカ科
分布 北アメリカ西部
保護 IUCN(LC)

 アシカの仲間は前足を大きく前後に動かし、水をかくようにして前進します。後ろ足はあまり動かさず、舵取り程度しか動かしません。泳ぐスピードはすばやく、時速30kmものスピードで泳ぐことができます。 海洋では魚類の他に、イカやタコも好んで食べているようです。当園では主にサバを与えています。メスは成長しても100kg程度ですが、オスは成長すると300kgを超える巨体となります。オスの頭頂部にはメスにないコブ状隆起が発達します。繁殖期にはアシカ特有の一夫多妻の「ハーレム」という集団をつくり、通常は陸上で交尾や分娩をします。メスの腹部を観察すると、4個の乳頭が観察できます。

アシカの遊泳の写真 アシカのオスのクーの写真 アシカのメスのショコラの写真

現在オスの「クー」とメスの「ショコラ」、2018年に誕生した「レオ」を飼育展示しています。 画像左はプールの遊泳シーン・中央はオスの「クー」・右はメスの「ショコラ」のトレーニングの様子です。

ゴマフアザラシ Phoca vitulina

ゴマフアザラシの写真

外国
語の
表記
Larga Seal
斑海豹
점박이물범
分類 鰭脚目 アザラシ科
分布 ベーリング海、オホーツク海など
保護 IUCN(LC)

 全身灰色の体に、黒い斑点のあるアザラシなので、「胡麻斑アザラシ」と名付けられました。潜水能力はすぐれ、20~30分くらいは潜っていられるようです。 陸上では腹部を地面に付けたまま身体を伸縮することで前進します。流氷の上で出産し、子育てをするため、生まれたばかりの赤ちゃんの体の色は全身真っ白です。 この色は赤ちゃんを襲うかもしれない敵から身を守るための保護色となります。しかし2~3週間程度で白色の体毛は抜け、親と同じような体色に徐々にかわっていきます。アザラシの仲間はアシカの仲間と異なり、泳ぐときには後ろ足を左右にふるようにして前進します。メスの腹部を観察すると、2個の乳頭が観察できます。  

生まれたばかりのゴマフアザラシの赤ちゃんの写真 水中にいるゴマフアザラシの写真 水中にいるゴマフアザラシの写真

現在メスの「ゴマ」とオスの「ゴマ(オ)」を屋外に交互に展示し、メスの「チーチョ」は屋内展示場で生活しています。

バイカルアザラシ Phoca sibirica

バイカルアザラシの写真

外国
語の
表記
Baikal Seal
贝加尔海豹
바이칼 물범
分類 鰭脚目 アザラシ科
分布 ロシアのバイカル湖
保護 IUCN(LC)

 ロシアにある世界で最も深い湖「バイカル湖」に生息している淡水に生息する唯一のアザラシです。湖に生息している魚を食べて生活しています。ゴマフアザラシと比較すると、身体全体が黒っぽい色をしており、体形は丸く詰まった感じがします。アザラシの仲間なので泳ぎ方はゴマフアザラシと同じで、後ろ足を左右に動かして前進します。メスの腹部を観察すると、2個の乳頭が観察できます。オスは成長するにつれて、鼻周囲のシワが深くなっていきます。

バイカルアザラシの写真 バイカルアザラシの写真 バイカルアザラシの写真

現在メスの「クリ」1頭に加えて、新たに2017年生まれのオス「バイカル」と2頭のメス「アーニャ」「ターニャ」を飼育展示しています。