どうぶつえん日記

最新のどうぶつえん日記

アンニンごくろうさま、そしてありがとう  1月19日

 1月18日、メスライオンのアンニンが天国へ旅立ちました。11歳でした。
 アンニンは好奇心旺盛で遊び好き、私たちが用意する遊具には全力で遊んでくれ、長さ10cm程の塩ビ管で遊ぶことが一番のお気に入りでした。 また、お客さんや職員関係なく愛想がよく、よく観覧ガラスを前肢でカリカリとたたき、遊んでほしそうな行動を見せ、 結果、ガラスは傷だらけになりましたが、ガラスの傷も今ではアンニンとのいい思い出になりました。
 一方、オスライオンのクリスが大好きで、柵越しですが、会える時は枝や自分の遊具を運んでクリスにプレゼントしたり、クリスの鳴き声には必ず返事をしたりしていました。
 アンニン、本当にごくろうさま、ありがとう。(坂牧 朝仁)

アンニンの写真1 アンニンの写真2 アンニンの写真3

天然のフィーダー♪  1月17日

  大雪が降ると、除雪が大変ですが、悪い事ばかりでもありません。サニーの展示場もたくさんの雪が積もっていますが、これが良い餌の隠し場所になります。 サニーロード(サニーが雪の中で歩く決まったルートのこと)を除雪し、サニーの安全が確保できたらサニーロード沿いに餌のリンゴを埋めていきます。 臭いで分かるようで、歩きながら鼻を動かしリンゴを探し出します。鼻で雪を掘ったり、前肢で雪を崩したりして見つけていきます。 雪が多ければ多いほど、隠し場所は増えます。こうすることで、探索、掘る、崩すという行動を引き出すことができます。 この時期だけの天然のフィーダーです。サニーの行動範囲を増やすため除雪はしますが、雪も残しつつ除雪していくのがいいんじゃないかなと思っています。(小倉 康武)

黒ずんでいる皮膚 ぬるま湯につかる姿 きれいになった姿

サニーロード  1月15日

  今年は雪が多く、サニーの展示場にもたくさんの雪が積もりました。展示場に置いてあったフィーダーや遊具は全て埋もれて見えなくなってしまいました。慎重な性格のサニーは動き回ることはせず、一度通って大丈夫だったルートのみを使って移動するようになりました。雪の上をサニーが歩くたびに圧雪音が聞こえてきます。体重が約3tなので、雪道を車が通っているのと同じような感じになります。サニーが歩いた後には踏み固められたサニーロードができあがります。これが、翌日には滑りやすくなるので早めにサニーを部屋に戻し、除雪をします。ぶっちゃけ、まぁ大変です。雪というか氷を割っているような感じです。スコップがスっと入らないので何度もたたいて割ります。それを剥がして持ち上げて取り除いていきます。腰痛いです。腕パンパンです。もう嫌だと思うこともありますが、全部キレイに取り除くと達成感がありますし、なによりサニーが滑る心配をしなくていいので翌日も安心して展示場に出せます。雪はほどほどに降るのがいいなと思います。(小倉 康武)

黒ずんでいる皮膚 ぬるま湯につかる姿 きれいになった姿

雪でも元気です!  1月14日

 この時期、とても寒いですが寝室を掃除するためにサニーには必ず展示場に出てもらいます。掃除には1時間程かかるので、その間は雪が降っていようと展示場にいてもらいます。展示場に出す時に、なかなか出て行かず躊躇している様子や、吐く息も白くなっているのを見ると、出来るだけ早く掃除を済ませ寝室に戻そうと思い頑張ります。しかし、当のサニーは出てしまえばあまり気にしていないようで、いつもの餌の隠し場所をチェックに行ったり、雪浴びしたりします。今年は雪が多く積雪が60㎝程になりました。すると、雪を踏み固め少し高くなったことをいいことに展示場のカシの木に鼻を伸ばし枝を折って食べていました。こちらの心配をよそにサニーは雪でも元気に過ごしています。(小倉 康武)

黒ずんでいる皮膚 ぬるま湯につかる姿 きれいになった姿

ワンダと結石  1月9日

 11月上旬、モルモットのワンダが血尿をしていると飼育担当者から連絡がありました。検査をしてみると、膀胱に石があることが分かりました。大きさにもよるのですが、膀胱の石は尿と共に自然に排出されることもあります。モルモットは痛みに敏感な動物なので、手術のリスクを考慮して、薬で治療をすることにしました。しかし、段々エサを全く食べなくなり、いよいよ手術する決断を下さなければならない状況になりました。 そこで飼育担当者と相談し、意を決しておなかを開いて、膀胱にある石を摘出することにしました。二度の手術により小さな膀胱から取り出されたのは、掴むと変形する粘土様の石でした。術後も依然としてエサは食べず、給餌を介助する日が続きました。少しずつですが、好きな野菜をつつき始め、尿もきれいになり、今では人の手からエサを奪い取りに来るほど元気になりました。 一生懸命治療して元気になった動物がおいしそうにエサを食べる様子は、「よし!」と思わず口に出してしまう程、本当に嬉しい瞬間です。 ワンダ。これからは水をしっかり飲んで、再発しないように気を付けてね。(動物病院 千葉 友章)

ワンダ エックス線検査 結石