どうぶつえん日記

最新のどうぶつえん日記

インコの冬の日光浴   2月24日

インコの写真    冬は寒いので外に出たくない…。毎年私はそう思います。きっと動物たちにもそう思う子はいるのではないでしょうか…。しかし、そんなわけにはいきません。 タイトル通り、冬も健康の為に日光浴をさせています。今までは、外の展示場にいた為自然と日光浴をしていました。しかし、現在はふれあいひろばの工事の関係で室内で飼育しています。 連日寒い日が続き、中々日光浴が出来ませんでしたが、たまにある暖かく日光が出ている日が訪れました。チャンスだと思い、キエリボウシインコのバーディを日光浴させてみました。この子はお喋りが上手で、よく喋っているのですが、この時は一段とお喋りでした。 「おはよ」を高い声で言ったり、低い声で言ったり。まれに言う「バイバーイ」を連続で言ったり。日光浴が嬉しく、テンションが上がったのかもしれません。冬は中々外に出して日光浴が出来ませんが、暖かい日があれば、どんどん日光浴をさせてあげようと思います。 ※現在ふれあいひろばは工事中の為、申し訳ございませんがインコ達をご覧になることは出来ません。ご了承くださいますよう、お願い致します。(室岡 沙季)

トキ繁殖期突入  2月21日

  トキの繁殖期は概ね1月ごろから始まります。 繁殖期に入るとどんな変化が起きるかというと、オスとメスがいつもより仲良さそうにしていたり、クチバシで木の枝をくわえて相手に渡したり、クチバシを絡ませ合ったり、鳴き交わしをしたりします。 そして一番わかりやすいと言っても過言ではないのが羽の色です。 トキは本来白い羽、翼の内側がトキ色(ピンクっぽい色)ですが、 繁殖期になると、頭から背中まで黒くなります。 木々の中で子育てをする際に、白よりも黒い方が目立ちにくく、外敵から見つかりにくくなるからです。 これは根元から黒い羽が生えてくるのではなく、トキの首周りから出る分泌物を頭やクチバシを使って自分で体にこすりつけ、黒くしているのです。 「分泌物」というものは、いまいちよくわかっていないのですが、黒くするときには必ず水浴びをし、濡れた羽で黒を広げているような感じです。 このように体の色を変化させる鳥はトキだけと言われています。 現在いしかわ動物園では、トキ里山館で1ペア、非公開施設で2ペアのトキを飼育しており、色の変化は個体によってバラバラですが、 早い個体では1月上旬に黒くなり始め、今はすでに真っ黒!という感じです。 春前には巣作りをはじめ、3月下旬には産卵が始まっているかもしれません。 今後を楽しみにしていてください。 写真は左から白いトキ、うっすら黒くなり始め(1月中旬)、黒!(2月中旬)です。 (足立珠央)

トキ トキ トキ

トキの一斉捕獲(後編)  2月20日

  前回の記事でトキ里山館にて3羽のトキの一斉捕獲を行い、若鳥1羽を非公開ケージへ移動させたと記しましたが、捕獲から放鳥までの間、里山館では大掛かりな作業がありました。 トキを捕獲し里山館が無人ならぬ無トキになる機会はめったにないので、その間に普段はできないメンテナンスを行います。 伸びきった枝葉の剪定し、トキが着地した際に緩衝材となるように落ち葉を敷き詰め、決壊した田んぼのあぜ直しなど毎年行う作業に加え、今回は業者さんに新しくあるものを設置してもらいました。 毎年、トキが巣を作る場所には日光を遮るものがなく風雨にもさらされ、抱卵や育雛を行うにあたって、ベストな環境とは言えませんでした。 そこでより良い環境で子育てをできるように、巣を守るための屋根を設置しました。 里山館の景観の損ねないように、できるだけ人工物感が出ないようにデザインしました。 現在(執筆時点)はまだ新しい屋根に警戒して近づいてきませんが、次第に慣れて繁殖期には快適に育雛をしてもらえるように祈るばかりです。(大西 一馬)

トキの写真1 トキの写真2

「吸い込む系」以外で  2月12日

  以前、サニーの寝室にはポリタンクで作ったフィーダー(給餌器)を設置していました。 仕組みは簡単で、底に穴が開いたポリタンクに固形飼料が入っていて、ポリタンクをゆすって固形飼料を 落として食べるというものでしたが、実際にやってみると、サニーは穴に鼻先をピタッと当てて勢いよく 吸い込んで固形飼料を取り出していました。あまりに強く吸い込むので、今度は吸い込んだ固形飼料が鼻 の中の方まで入ってしまうことがあり、サニーは何度も鼻から息を吐き、固形飼料を出していました。こ ういうことが続き、鼻の内側が傷ついたらマズイということで、「吸い込む系」のフィーダーはサニーに は使わないという方針にしました。というわけで、今回ポリタンクの代りに消防ホースを吊るしてみました。 これは、吸い込んでもでてきません。強く振ってもでてきません。コツは優しく掴むことです。 最初の頃は強く掴んで左右に降っていましたが、コツをつかめば早いもので、 上の方から下に向かって優しく掴んでホースの口を広げて固形飼料を落として食べています。 採食時間はポリタンクに比べると短くなってしまったので、今後は「吸い込む系」以外で新しいフィーダーを考えていこうと思っています。(小倉 康武)

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雪山崩し♪  2月11日

  サニーの展示場の除雪がてら、展示場の中央に雪山を作りました。数年前にもやったことがありますが、この雪山にリンゴを埋めて隠しました。 深さは5㎝から30㎝ほどで、見た目ではリンゴがどこにあるのか分からないようにします。サニーは匂いでリンゴを見つけ出し、鼻先で掘ります。 最初は浅い位置に埋めたリンゴから見つけますが、徐々に雪山が崩れてくると深い位置に埋めたリンゴの臭いが分かるのか、 前肢で雪を蹴り上げたり、逆に踏み下ろしたり、鼻の根元を押し当てて顔を左右に振って雪山を崩してリンゴを見つけていきます。 時々、がっつり崩したのにリンゴが出てこないハズレのときもあります。見つけられずに諦めて離れても、しばらくすると戻って来てまた探す様子も見られますし、 普段使っている遊具やフィーダーでは、引き出せないような動きを見せてくれるので、少し冷たいかもしれませんが、 この雪山崩しは冬だけのエンリッチメントとして有効だと思っています。(小倉 康武)

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