どうぶつえん日記

最新のどうぶつえん日記

ホクリクサンショウウオが4年ぶりに孵化しました  7月15日

 1971年に石川県羽咋市の小学校の側溝で発見されたホクリクサンショウウオは石川県の能登半島と 富山県西部の一部の地域だけに棲む小型のサンショウウオです。石川県と富山県では県指定の 希少野生動植物種に指定されています。また、羽咋市と能登町、宝達志水町では天然記念物に指定されています。 羽咋市千路町の生息地は、石川県指定の天然記念物に指定されています。 いしかわ動物園では2001年に日本で初めて飼育下繁殖に成功しています。その後も何度か繁殖に成功してきましたが、 近年では2017年を最後に飼育下繁殖に成功していませんでした。増えすぎても大変なので積極的に繁殖に取り組んでいなかったのもありますが・・・。そんな中、当園で飼育下繁殖したホクリクサンショウウオが、今年の3月20日に予備水槽のレンガに卵嚢を産み付けていました。 発生の進まない卵は取り除いて、生きている卵が細菌に感染しないように水流を当てて大事に成長を見守ったところ、 3つの卵だけ順調に発生が進んでいきました。そして4月30日までに3尾が孵化しました。 その後、ブラインシュリンプやイトミミズなどを与えて順調に成育したので7月8日から展示を始めました。 わずか3尾だけですが希少なサンショウウオの幼生をどうぞご覧下さい。(那須田 樹)

ホクリクサンショウウオの写真 ホクリクサンショウウオの写真2 ホクリクサンショウウオの写真3

ありがとう、マドラス   7月9日

 2021年7月7日、トラの「マドラス」が天国へ旅立ちました。 数年前から徐々に腰が曲がるなど老いが目立ってきていましたが、特に大きな病気もなく、マドラスなりに老いを受入れながら元気に過ごしていました。
 しかし、残念ながら6月下旬から食欲が落ち行動も徐々に減り、色々とケアを続けてきましたが、7月7日午後に死亡を確認しました。
 マドラスは、1999年3月22日に現在の到津の森公園で生まれた22歳でした。 人懐っこく穏やかな性格で、私たちの声掛けにかならずノドを鳴らし返事を返してくれました。 また、数年前にネットで話題となったミジンコ寝など、かわいらしい寝姿も見せてくれて、忙しい毎日の中「ホッと」させてくれる存在でした。
 マドラス、本当にありがとう。そしてご苦労様。マドラスを応援してくださった皆様も、本当にありがとうございました。(坂牧朝仁)

大きく口を開けるマドラスの写真 ミジンコ寝をするマドラスの写真 草むらでくつろぐマドラスの写真

生後100日経ちました♪   7月9日

 コビトカバの赤ちゃんが生まれて100日が経ちました。順調に成長し、体重は34.2㎏になりました。ムチムチさが日に日に増して、 体重計が小さくなってきました。今までは、勝手に体重計に乗っていましたが、最近は乗ったらバナナを1切れ口に入れてあげて、 体重計に乗ったご褒美を与えています。バナナをモグモグしている間は大人しいので、その間に計ります。あどけない表情は変わりませんが、 急に走ってみたり口を大きく開けて威嚇のようなこともするようになりました。口を開けて母親のノゾミに向かって行くこともあります。 じゃれついているようですが、あまりにしつこいとノゾミに叱られています(笑)まさに「おてんば」という言葉が似合います。 屋外展示も始めています。可愛い姿を是非見にきてください。(小倉 康武)

コビトカバの赤ちゃんの写真 コビトカバの赤ちゃんの写真2 コビトカバの赤ちゃんの写真3

スッポンの釣り針誤食   7月5日

  「釣りをしていたら、スッポンが釣り針を飲み込んでしまった。」 一本の連絡が入り、小さなスッポンが動物病院に運ばれてきました。 口からは釣り糸が垂れており、X線検査で確認してみると、喉元にハッキリと釣り針が写り込んでいました。 麻酔をかけて口の中から釣り針を探しますが、中々見つからないので、食道に小さな穴を開けて釣り針を摘出しました。 手術をしたその日の夕方には、私の手に勢い良く嚙み付くぐらい(かなり痛かった)元気いっぱいだったので、数日後に元いた川へ放野しました。わざわざ遠方から連れてきてくださった釣り人の優しさに、感銘を受けた出来事でした。 (動物病院 千葉 友章)

サニーと砂場の写真 サニーと砂場の写真 サニーと砂場の写真

バードストリートの新しい仲間  6月28日

 この度、新たに仲間に加わったインドクジャクのペアを紹介します。出身は富山市ファミリーパークです。 名前は富山に因んで、オスは「トーマ」、メスは「クレハ」と名付けました。 ともに1歳なのですが、「トーマ」の飾り羽にはまだ目玉模様が無く、長さは短く、地味な色をしています。 でも、幼くても写真の様にメスに対してディスプレイをします。広げた羽を細かく前後に振動させ、 そしてゆっくりとターン…。もう一人前の行動を見せてくれます。一方、「クレハ」は人や、物に興味津々で、 展示場に入ると必ず飼育員のそばに寄ってきます。とても人懐っこい性格のようです。 ですが、2羽の唯一大嫌いな物がカメラ。レンズが光って瞳に見えるのでしょうか?ストレスを与えぬよう、 今回の写真は全て外から撮影しました。ところで、ここにいたシズおばあちゃんですが、バックヤードで飼育を続けています。 新しい環境にも馴れとても元気にしていますので、どうぞご安心してください。 (瀧本 薫)

インドクジャクの写真 インドクジャクの写真2