どうぶつえん日記

最新のどうぶつえん日記

構想から8ヵ月  12月5日

 コロナ禍により経費のあまりかからない干支展企画として、等身大の「招き寅」を自作することに挑戦しています。 ホワイトタイガーが座った時の高さをおよそ100cmとし、厚さ5cmの発泡スチロールをつなぎ合わせ大きな塊を作り、 カッターナイフで彫刻しました。その後は石粉粘土で表面を形作り、 最後にアクリル絵具で着色していきます。 あいかわらず一度で形が決まることはなく、 何度も作り直したり、色付けし直したりで・・・かけた期間はおよそ8カ月。招いている前肢の巨大な肉球が見所です。 12月15日(水)から動物学習センターで干支展開催ですので、ぜひともお立ち寄りください。(北川 和也)

↓ 以下はYAHOO!ニュースでも読める北國新聞社の記事へのリンクです。
等身大の「寅」 いしかわ動物園獣医師・北川さんが干支飾り 肉球まで忠実再現

トキと巣の写真 トキの餌探しの写真

トキの幼鳥 佐渡へ(後編)  12月3日

 動物園で育ったトキの幼鳥を佐渡島へ移送している理由を、皆さんご存じでしょうか? 佐渡島はトキが暮らしやすい環境づくりが進んでいるため、 現在は僅かに本州に飛来してくる数羽を除く国内全ての野生のトキが佐渡島で暮らしています。 また飼育していたトキを、野外へ放鳥するのも佐渡島でしか行っていません。現在は生息数も増え、 野生で約480羽が生息しています。いしかわ動物園やその他の分散飼育地で生まれたトキは、 基本的には放鳥(野生に帰すこと)候補個体となります。寿命を全うするまで飼い続けるのではなく、 佐渡島へ行き、野生復帰に向けた訓練を受け、放鳥されています。いしかわ動物園で生まれた子たちは佐渡島の空を舞う予定の子たちなのです。 少し難しい話になってしまいましたが、動物園ではこのような取り組みも行っています。(足立 珠央)

トキと巣の写真 トキの餌探しの写真

トキの幼鳥 佐渡へ  12月2日

 一月ほど前の10月26日、当園で生まれたトキの幼鳥を佐渡島の佐渡トキ保護センターへ移送しました。 動物園日記に書くのがおそくなりました…(._.)  いしかわ動物園では毎年、0~1歳のトキを保護センターへ移送しており、今年は4羽のトキを移送しました。 トキを運ぶには、専用の木箱に入れます。 木箱はトキ1羽が翼を閉じてその場で一回転できる程のスペースしか無く、中は暗く、空気口が開いています。 箱を狭くする理由は、箱が大きすぎると、移動の際にトキがふらついたり、転んだりしてしまうからです。 箱の中が暗いのも、トキを落ち着かせるためです。 箱に入れられたトキたちは移送車ごと船に乗って海を渡り、佐渡トキ保護センターへ向かいます。 職員は同伴しないので、「無事に到着したよ」と知らせをもらうとホッとしました。 では、佐渡島へ毎年トキを移送している理由を皆さんご存じでしょうか? 続きは後編でお伝えします。(足立 珠央)

移送箱に入れたトキを車に乗せるの写真 移送したトキの写真

ブロトス ありがとう  12月1日

 11月29日にボルネオオランウータンのブロトス(オス)が死亡しました。 11月上旬から食欲がなくなり、治療を続けてきましたが、29日の朝に死亡を確認しました。 飼育担当になりたての頃は私のことを無視したり、言うことをきかない毎日でしたが、だんだんとちゃんと顔を見てくれたり、 渡した毛布を返してくれたりなど少しずつですが、ブロトスとの距離が縮んできていることを実感していました。 そしてブロトスは、ブランコに乗ったり、来園者の目の前まで行ったりなど、とにかく人が大好きで来園者の方からもとても人気な動物だったと思います。 担当した1年8カ月は、長い期間とはいえませんが多くの思い出を残してくれました。ブロトス本当にありがとう。 また、ブロトスを応援していただいた皆様も本当にありがとうございました。(林 皓太)

オランウータンブロトスの写真1 オランウータンブロトスの写真2 オランウータンブロトスの写真3